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東京のビジネスパーソンやクリエイティブな仕事に携わる人々が読むべき雑誌
  - 『PRESIDENT』『日経ビジネス』『Sound & Recording』『COMMERCIAL PHOTO』『dancyu』『pen』『Casa BRUTUS』 | BOOKS & MAGAZINES #002
2021/06/15 #002

東京のビジネスパーソンやクリエイティブな仕事に携わる人々が読むべき雑誌
- 『PRESIDENT』『日経ビジネス』『Sound & Recording』『COMMERCIAL PHOTO』『dancyu』『pen』『Casa BRUTUS』

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KAZOO
翻訳家 / 通訳 / TVコメンテイター

目次


1.プロローグ

僕の所属している事務所は、翻訳や通訳の業務だけではなく、幅広いクリエイティブな仕事をしています。

テレビ、ラジオ、雑誌などの企画を行うプラニングの業務。
WEBサイトの企画、制作、運営や印刷物の制作、デザイン。
広告代理店への広告戦略の提案やプロモーションの実行。
アパレルやメーカーのブランディングや媒体プランの立案。
アンケートやデータの分析などのシンクタンクのサポートなど。
WEBマガジンやSNSのためのオリジナル・コンテンツの制作。

専門的な分野を統合する役割を担うため、様々なジャンルの最新情報や知識が必要となるので、とても多くの雑誌を定期購入しています。

更に定期購入は、していなくても面白い内容や興味深い特集があれば、随時購入もしてます。

電子出版の時代になって、少額の料金で“読み放題"となるサービスがあることは、もちろん知っているのですが、バックナンバーを保管しておくことも大切なことなので、敢えて紙の雑誌を購入しています。

30歳~50歳代の富裕層をターゲットとすることが多いので、ファッション/ライフスタイル誌については、以下のような雑誌を定期購読しています。

定期購読しているファッション/ライフスタイル雑誌

不定期に購入しているファッション/ライフスタイル雑誌


2.ビジネスや政治・社会などのニュースの“リソース"

情報源の基本は、今でも新聞です。国内外の有力紙(全国紙、地方紙)、海外のいわゆる“クオリティー・ペーパー"は、WEB時代においてもとても大切な情報源です。

WEBの情報については、RSSリーダーを使って300以上のメディアから、情報を集めています。

雑誌は、新聞やネットに比べ、特集などによって、トピックをより深く掘り下げているので、問題の専門的な理解の手助けになります。

定期購読しているビジネス/ニュース系雑誌


3.映画・音楽・芸能などのコンテンツ分野について

映画・音楽・芸能などのコンテンツ分野についての記事、レビュー、批評なども執筆するため、国内外の雑誌を幅広く購読しています。

特に英語圏の雑誌は、単なる情報(インフォメーション)だけではなく、本格的な評論(インテリジェンス)が掲載されているので、とても勉強になるだけでなく、啓発させられます。

デザイン・アート・建築についての雑誌も翻訳に不可欠なので、多くの定期購読しています。

定期購読している音楽・映画・芸能誌

定期購読しているデザイン/アート誌


4.スポーツ・グルメ・インテリアに関する雑誌について

スポーツ・グルメ・インテリアなどの雑誌も、とても大切な情報源です。

企画を立てたり、アイディアを生んだりするためには、“遊ぶこと"も仕事の重要な一部といえるからです。

いろいろなことに興味を持ち、いろいろなことに打ち込むことが、感覚を磨く最も良い方法なのではないでしょうか。

定期購読しているスポーツ雑誌

定期購読しているグルメ・インテリア・旅行に関する雑誌


5.フリー・ペイパーという媒体について

フリー・ペイパーという媒体は、特にセグメント性が高いため、特定の層に関するインサイトを得ることができてマーケティングの資料としては、とても価値があると考えています。(ちなみにフリー・ペーパーという言葉は和製英語で、英語ではフリー・マガジンと言います。)

大手の有料の雑誌には、広告出稿できないクライアントのニーズを知るためには、フリー・ペイパーは、とても良い勉強になります。

フリー・ペイパーに広告を出稿する広告主は費用対効果にシビアです。すぐに出稿をやめるので、出版社の営業は、大手広告代理店の媒体営業よりとても大変な仕事であります。

街で集めてくる/送ってもらっているフリー・ペイパー

T JAPAN
intoxicate (from Tower Records)
bounce (from Tower Records)
Metropolis
Tokyo Weekender
Omosan STREET
Spopre
Tokyo Headline
Metro min.
Tokyo Art Map
VANITYmix
TOKYO TREND RANKING


6.海外の雑誌について

翻訳家、通訳にとっては、英字新聞と雑誌は、とても大事な資料です。文体には流行があって、常に海外の媒体を読んでいないと英語のスキルがすぐに落ちてしまい、 「生の英語」の感覚が鈍ってしまいます。日本語でも同じことが言えます。

アメリカ語だけではなく、イギリス語にも注意を払う必要があります。

定期購読している海外の雑誌


7.雑誌を“見る"こと

雑誌には、季刊、月刊、週刊のものがあるのですが、上記の雑誌をすべて“見る"(読むのではない)には、1日に10~20誌に目を通さなくてはなりません。

もちろん、興味のある記事は丁寧に読み込みますが、基本は、雑誌を“見る"ことが大切です。

雑誌を“見る"時には、そのスピードが大切です。速くもなく、遅くもなく印象が一瞬残る自分のスピードを“見つける"ことが大切です。


8.BigBrotherによると

雑誌を“見る"ことと、ゴルフの練習は、とても似ているとのこと。

基本的には、とにかく素振りを繰り返すことが大事です。その中でも意識を持つことがポイントなのだが、ただ漫然と繰り返していたのでは、むしろ下手になる。

かといって、力み過ぎてしまうと、コースでも力んでしまう。

適度な緊張感と集中力をつけることで“ヒッティング・ポイント"がつかめるんだとのこと。


BOOKS & MAGAZINES #002

東京のビジネスパーソンやクリエイティブな仕事に携わる人々が読むべき雑誌 - 『PRESIDENT』『日経ビジネス』『COMMERCIAL PHOTO』『dancyu』『pen』『BRUTUS』


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