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東京で嗜めるアメリカ西海岸のカジュアル・ウェア・ブランド
  - パタゴニア/リーバイス/ステューシー/チャンピオン/グレゴリー/ティンバーランド | FASHION & SHOPPING #056
Photo: ©RendezVous
2024/06/03 #056

東京で嗜めるアメリカ西海岸のカジュアル・ウェア・ブランド
- パタゴニア/リーバイス/ステューシー/チャンピオン/グレゴリー/ティンバーランド

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KAZOO
翻訳家 / 通訳 / TVコメンテイター

目次


1.プロローグ

僕が生まれ育ったカリフォルニアでは、ラフな格好が基本です。僕も大人になるまでは、ほとんど毎日、Tシャツにジーンズや短パンで過ごしました。

北カリフォルニアに位置するサンフランシスコは、かつては労働者の街で、「リーバイズ」など、ジーンズの文化が発達しました。今ではICTの街として有名ですが、ジーンズは相変わらず“制服"となっているようです。)

カリフォルニア州の西側は太平洋に面しており、東側はシエラネバダ山脈に面していることもあって、「パタゴニア」などのサーフ・ウェアやアウトドア・ウェアも日常着として定着しています。

南カリフォルニアに位置するロサンゼルスは、「ステューシー」などストリートウェア文化のひとつの中心地として知られています。

原宿/表参道エリアには、こうしたブランドを含む多くのカジュアルウェア・ブランドの旗艦店や路面店が数多く並んでいます。

今回は、僕のお気に入りのカジュアルウェア・ブランドのショップを紹介します。


2.デウス エクス マキナ

(※「デウス エクス マキナ原宿店」は2020年3月に閉店し、2020年4月より「デウス エクス マキナ浅草店」を営業 しています。2021年ごろには原宿店に代わる新たな旗艦店をオープン予定とのことです。)

サーフィンとバイクというスポーツは、カルフォルニアボーイにとって永遠の憧れの対象です。

でも、本当の意味でそのことに気づかせてくれたのは、東京のキャットストリートのノースウィングにあるこの「デウス エクス マキナ」に出会ってからなのかもしれません。

中学生の頃に観たハワイのノースショアの波と、サンフランシスコのヘルズ・エンジェル、この2つの心の奥に打ち込まれた強いインパクトが、原宿のデウス エクス マキナで開花したのかもしれません。

サーフィンもバイクも一瞬でも気をぬくと大怪我や時には、死んでしまうリスクを伴ったスポーツです。

男というものは、そう言った“刹那的"なものに無意識に惹かれるのでしょう。

バイクについては、カルフォルニアボーイの僕としては、もちろんハーレーダビッドソンが第一候補なのですが、デウスのHP観ていると、ホンダ、カワサキ、ヤマハといった日本製のバイクのカスタム・モデルもとても魅力的に見えています。

デウス エクス マキナは、アパレルだけではなく、カフェも優れていて『バーベキュー・プルド・ポークのグリルドサンドウィッチ』がオススメです。

<SHOP INFO>

デウス エクス マキナ浅草店
デウス エクス マキナ浅草店
住所:
〒131-0033 東京都墨田区向島 1-2-8 東京ミズマチ ウェストゾーン
TEL:
+81-(0)3-6284-1749
営業時間:
11:00-20:00

3.パタゴニア サーフ東京 / アウトレット

サーフィンを始めるにあたり、ウェットスーツを「デウス」にするか、「パタゴニア」にするか、大いに悩んでいます。

キャットストリートのノースウィングの方のパタゴニアには、サーフィン関連の商品の他に、アウトレットの商品があるので、よくチェックしに行きます。

パタゴニアは、東京のショップでもサイズが豊富で、僕にフィットするサイズもあるので、とてもよく利用しています。

パタゴニアについては、環境団体への寄付問題で一時、遠ざかって時期もあるのですが、パタゴニアのクオリティの高さは、アウトドアメーカーの中でベストなもののひとつです。

実際、カルフォルニアで買ったフリースなどを10年以上着ているアイテムもあります。

少し高めの料金設定ですが、耐用年数を考えれば、リーズナブルとも言えます。

<SHOP INFO>

パタゴニア サーフ東京/アウトレット
パタゴニア サーフ東京/アウトレット
住所:
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-18-24 ジムアベニュー1階
TEL:
+81-(0)3-3408-1888
営業時間:
11:00-19:00
定休日:
年末年始

4.リーバイス

僕も子供の頃から、色々なタイプ、色々なレベルのデニムを履いてきましたが、やはり「リーバイス」の『501』がデザイン、クオリティ、プライスのバランスがベストなのではないかという結論に達しました。あの面倒なボタンを含めて。

東京のリーバイスの直営店は、品揃えもスタッフの対応も良いので、とても気に入っています。

カルフォルニアのデニム・ショップの定員は、どこの店もなぜか皆んな不機嫌そうな顔をしています。

原宿店と渋谷店では、何度か『501』を購入したのですが、新宿にできた“TAILOR SHOP"では、色々なカスタム加工ができるようなので、こちらも近々利用したいと思っています。

<SHOP INFO>

リーバイス原宿 フラッグシップストア 原宿
リーバイス原宿 フラッグシップストア 原宿
住所:
東京都渋谷区神宮前6-16-12
TEL:
+81-(0)3-3486-0770
営業時間:
11:00-20:00 (Fri/Sat -21:00)

5.ステューシー

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「ステューシー」のTシャツは、カルフォルニアにおいて、一目置かれた存在です。サーファーやスケートボーダー、それにHIP HOP好きの黒人まで、ファッションに一家言あるファッション・フリークにとても人気のあるブランドです。

しかし、アメリカでは直営店舗や取扱店が少なく、入手が困難です。東京には、原宿、渋谷と僕の行動エリアに2店舗もあり、ちょくちょくニューアライバルをチェックします。

すぐに在庫がなくなるといったこういうタイプのお店は、服好きにはまた、たまらないものがあります。

<SHOP INFO>

ステューシー原宿
住所:
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-28-2ヒューストンビル1/B1
TEL:
+81-(0)3-3479-6432
営業時間:
12:00-20:00
定休日:
不定休
ステューシー渋谷
住所:
1-14-5 Jinnan, Shibuya-Ku, Tokyo 150-0041, Japan
TEL:
+81 3-6455-3557
営業時間:
11:00-19:00
定休日:
不定休

6.チャンピオン

「チャンピオン」のTシャツ、ソックスは、「ヘインズ」と並んで、カルフォルニアにいた中学・高校以来、僕の必需品です。チャンピオンブランドは、アメリカでは、スーパーでもスポーツショップにでもどこにでも売っているスタンダードなメーカーで、いい意味で生活感があります。

しかしこの数年、急に日本では、チャンピオンのブームが来ているようで、ショッピングセンターやキャットストリートにも専門店ができ、とても驚いています。

品質が高いのに、値段が安いチャンピオンの商品は、コストパフォーマンスが高く、お買い得なブランドだと思います。

<SHOP INFO>

チャンピオン ブランドハウス 渋谷 東京
チャンピオン ブランドハウス 渋谷 東京
住所:
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-19-17 GEMS神宮前 B1,1F,2F
TEL:
+81-(0)3-5962-7600
営業時間:
11:00-20:00
定休日:
不定休
チャンピオン 原宿
チャンピオン 原宿
住所:
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-14-6
TEL:
+81-(0)3-3464-1780
営業時間:
11:00-20:00
定休日:
不定休

7.グレゴリー

(*グレゴリー原宿店は閉店したため、グレゴリー銀座店の情報を掲載しました)



「グレゴリー」は、間違いなくバックパックの王様だと思っています。バックパックだけではなく、グレゴリーの商品はどれも、とても使用感と耐久性のクオリティが高く、デザインも実用性があるので是非一度、使ってみることをオススメします。

デザイン性では、「アーキテリクス」や耐久性では「パタゴニア」のバックパックもとてもポイントが高いのですが、使用感は、例えばバックパックを背負った時の安定感などは、グレゴリーがNo.1です。

原宿の明治通り沿いの直営店には、その店だけの別注カラーや季節限定の商品などがあるので、要チェックです。

<SHOP INFO>

グレゴリー銀座
住所:
〒1040061 東京都中央区銀座3- 2-10 並木ビル1階
TEL:
+81-(0)3-6264-4442
営業時間:
11:30-19:30
定休日:
不定休

8.ティンバーランド

僕の足のサイズは、29-30cm(モデルやメーカーによってい異なる)なので、しっくり靴を東京で入手するのには、なかなか苦労します。

上智大学に留学していた頃は、両国や御徒町のお相撲さん向けのお店などで、入手していましたが、色々と探しているうちに、「ティンバーランド」には、僕のサイズがあることが多いことに気がつきました。

ヒップ・ホッパーたちに大人気の『イエロー・ブーツ』だけではなく、ティンバーランドは、アメリカン・カジュアルにフィットする靴がとても多くラインナップされています。

ティンバーランドの靴は、ミンクオイルなどで手入れをすると、よりいい感じになっていくのも楽しみの一つです。

以前は、青山通りに直営店があったのですが、現在は、新宿の伊勢丹のすぐ近くの店に行きます。

<SHOP INFO>

ティンバーランド 新宿
ティンバーランド 新宿
住所:
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-15-16
パークシティイセタン4・1/B1F
TEL:
+81-(0)3-3355-0821
営業時間:
10:00−20:00
定休日:
不定休

9.エピローグ

日本にパタゴニアが入ってきたのは、今から30年ぐらい前の80年代後半のことで、当時は全く無名のアウトドア・ブランドの1つに過ぎませんでした。

しかし、東京の1号店が当時、Big Brotherの住んでいた目白にできたこともあり、スキー・ウエアやサーフ・ウェアをよく買っていたそうです。

「パタゴニア」の製品は、本当にクオリティが高く、今やとても有名になった“シンチラ"(フリース)、と“キャプリーン"は、スキーの快適さを驚くほど改善したそうです。

当時、オアフ島のノースショアのハレイワにも、現在のショップとは別のローカル向けのストアがあり、そこでは“シンチラ"が驚くほど安く売られていて(常夏のハワイでは、誰もシンチラは着ない)、10枚ほど買い漁り、友人たちにハワイ土産(?)として配ったそうです。

Big Brotherは今でも、当時買った30年物のフリースを冬になると着ていて、古いパタゴニアのロゴを自慢げに見せつけてきます。

先日、やはり20年以上使っているパタゴニアのバックパックとジャケットを原宿店で、とても安い値段で修理してくれたとことをとても喜んでいました。


FASHION & SHOPPING #056

東京で嗜めるアメリカ西海岸のカジュアル・ウェア・ブランド - パタゴニア/リーバイス/ステューシー/チャンピオン/グレゴリー/ティンバーランド


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