1.プロローグ
東京ほど、食文化のバリエーション豊かな街は、世界中どこを探してもない。ということは、東京に住んでいる外国人にとっては、常識となっています。
人種の“ルツボ"、“サラダボウル"と言われるニューヨークと比べても、東京の食文化は、圧倒的です。
レストランの種類と量だけではなく、スーパーなどで入手できる食材の種類もとても豊富です。
今回は、青山/表参道~代々木公園/代々木八幡~代々木上原周辺のスーパーマーケットについて書かせてもらいます。
2.紀ノ国屋 インターナショナル(青山/表参道)
「紀ノ国屋」がJR東日本の傘下に入った時は、紀ノ国屋のブランドが維持されるのかとても不安になりました。あの美味しい食材が手に入らなくなったら、どうしようかと心配でした。
心配は杞憂に終わり、これまで紀ノ国屋が培ってきた食に対するノウハウは、無事維持されました。
紀ノ国屋(特に青山のインターナショナル店)で売られている商品は、何から何まですべてが美味しいと断言します。野菜や果物、お肉、お魚といった生鮮食品から、調味料、瓶詰め、缶詰、デリカテッセン、ベーカリー、レジの横の棚のお菓子に至るまで、全ての商品は、間違いなく世界最高レベルの食べ物なのです。
食(グルメ)について関心のある人は、是非、紀ノ国屋の商品を全て食べてみてください。美味しさの基準ができるはずです。
全ては無理ならば、紀ノ国屋ブランドのオリジナル商品を片っ端から食べてみてください。
私のお気に入りは、セロリとパニーニです。私は、子供の頃からセロリだけが苦手だったのですが、紀ノ国屋のセロリと出会ってからは、すっかり大好きになってしまいました。
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紀ノ国屋インターナショナル
3.ナチュラルハウス(青山/表参道)
青山通りの「紀ノ国屋」の並びにある「ナチュラルハウス」も私の行きつけのスーパーです。シリアルやグラノーラなどを定期的に買いに行くほか、体調が少し悪い時は、ストアの奥で売っているお弁当を食べることにしています。
そのほかにオススメなのが、ナチュラルハウスのオリジナル商品の『有機ほうじ茶』です。夜でも飲めるので、夕食後、このほうじ茶を飲むとホッとするので是非一度、お試しください。
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ナチュラルハウス(青山 / 表参道)
4.成城石井 富ヶ谷店(代々木公園/代々木八幡)
事務所の近くにある「成城石井・富ヶ谷店」は、24時間営業なので、とても便利です。成城石井と同じローソン系列の「ナチュラルローソン」も近くにあるので、こちらも利用するのですが、成城石井の商品は、どれも個性的で気に入っています。
昼食用には、『シュウマイ』、『麻婆豆腐』をよく買います。
煮詰まって、深夜にまで作業が続くときには、『プレミアム・チーズケーキ』を半分ぐらい一気に食べてしまします。
ビールやワインも豊富なので、ちょっとした打ち上げの時には、便利です。そんな時には、『ミックスナッツ」が不可欠です。
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5.カルディ 代々木上原店(代々木上原)
代々木上原の駅構内にある「カルディ」もとてもよく行くストアです。カルディは、もともとコーヒーの卸だったので、コーヒーについては、値段の割には、いい豆を入手できます。
代々木上原、代々木公園エリアには、有名なコーヒーショップやコーヒー豆の販売店がたくさんありますが、コストパフォーマンスで言えば、カルディや「OKストア」のコーヒーが優れていると思っています。
カルディで入手した『モーニング・ブレンド』をドリップで濃い目に入れ、砂糖とミルクをいっぱい入れたカフェオレを飲むのが、毎朝の日課です。それに『ポロショコラ』があれば尚ご機嫌です。
そのほか、カルディでは、フォーやビーフン、パスタなどをよく買いますが、ビールやワインのつまみには、『切り落としの生ハム』がオススメです。
パックに入った『グリーンカレー』もナスやピーマン、竹の子などの野菜を加えるだけで簡単にできるのに、本格的な味がするので、とても気に入っています。
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カルディ 代々木上原店
6.ガイア 代々木上原店(代々木上原)
代々木上原の駅の近くにある、オーガニック食品、食材を扱っている「ガイア」も行きつけのストアです。
本気なオーガニックの店なので、どの商品も少し値段が張りますが、加工品も果物もオーガニックならではの自然な“香り"を感じられるので、あまり手を加えず、食べるようにしています。
私の食材の常備品の中で、このストアで入手するものは、「アリサン」の豆類と「VOX」のスパイスです。
少しオーガニックではないものと比べると値段はやや高いですが、自然な“香り"は、クセになり、他の豆やスパイスは、使えなくなります。
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ガイア 代々木上原店
7.エピローグ
BigBrotherは、子供の頃から「紀ノ国屋」のファンで、“僕の体の78%は、紀ノ国屋でできている"と言っています。
“78%"の根拠は、よくわかりませんが、とにかく紀ノ国屋で売っている食べ物は何でも大好きなようです。
有名なステーキ屋のものより、紀ノ国屋で買ったお肉をBigBrotherが焼いてくれるステーキの方が美味しいです。
青山のインターナショナル店に買い出しに行くたび、“こんなヘンテコなビルになる前は、2階建てのいい感じのスーパーだったんだ"、“1階の奥のオレンジのフレッシュジューズは、世界一美味しかった"という話をよくします。
“1階から2階に上がるエレベーターの芳香剤がとってもいい匂いだったんで、ずっと乗っていたかったんだ、でも本当はエレベーターをオペレートしているお姉さんがキレイだったからなんだけど"とも話しています。
紀ノ国屋の青山通りの反対側にあった、「嶋田洋書」で、海外の車の本を買ってもらうことも気に入っていたそうです。