1.プロローグ
2度目の収録が終わり、ほっとしています。
収録の合間に、ゴリさんとも加藤さんともBuzzFeed Japanの古田さんとも雑談ができて、少しリラックスした感じになりました。
スタッフさんも2回目ということで、前回のピリピリ感は、少なくなっていました。
3月29日のオンエアーを事務所のスタッフと一緒に見て、“ダメ出し"された点についても、今回はクリアできたと思っています。
また、今回の衣裳について、撮影の方に褒められたことが、何よりも嬉しいことでした。
テレヴィの経験のない僕ができることは唯一、衣裳をきちんとすることだったので、その点だけでも評価頂けたことは、本当に嬉しいことです。
テレヴィに出演する以上、見た目には今後とも十分に注意を払いたいと思っています。
2.「ブルックス ブラザーズ」のライトグレイのスーパー・ソフト・ジャケット
伸縮性のあるとてもいいジャージー素材なので動きやすく、肩パッドもないのでソフトな着心地のジャケットです。
高めのゴージー・ラインと狭めのラペルがすっきりとした印象を与えてくれます。
青山のフラッグシップでこのジャケットをとてもいいなと思い、取り置きをしてもらっていたのですが、その他のブランドのジャケットも、もう少し着てみたかったので、新宿の伊勢丹メンズ館のスーパーサイズのフロアに行ってみました。いろいろなブランドのジャケットも試着してみたのですが、結局は、このジャケットを購入しました。
3.「ユニバーサル・ランゲージ」のグレーのストライプのボタンダウン
このシャツは、ユニバーサルランゲージの新宿店のMEASURE’S(オーダメイド)で作りました。
レギュラーフィット/サイドプリーツ/ショートボタンダウン/スクエア角落ち/表前立て(英語では「アメリカン・プラケット」と言います)/ポケットなし/貝ボタンでお願いしました。
僕はよく動くので裾が出ないように、着丈をかなり長めにとってもらいました。
4.「ポロ ラルフ ローレン」グリーンのコーデュロイ・パンツ
このコーデュロイのパンツは、前回着たツイードのジャケットに出会ったその日に表参道のフラッグシップ・ショップで買ったものです(ジャケット自体は心を決めるまでその後何日か必要でした)。
ストレッチ素材なので、スリムフィットでありながら履き心地がとても良く、コーデュロイなのにすっきりとしたラインがとても気に入り、もう一本ライトグレーのものも後日購入してしまいました。
このパンツは、“持ち出し"があるので、普段はベルトをしないで履いていますが、今回はテレヴィなので、ベルトをしました。
5.伊勢丹オリジナルの茶色のメッシュのベルト
新宿伊勢丹メンズ館1Fのベルト売り場で購入した、ストレッチ性のある布の網ベルトです。約8,000円と、革ベルトの約半分の値段でした。
なぜ布のものを入手したかと言いますと、レザーのベルトだと白やベージュのズボンに色移りする可能性もあるためです。
6.「レッド・ウィング」のブーツ
去年の秋に、人生初めての本物のワークブーツを購入しました。レッド・ウィングのクラシック・ワーク、6インチのラウンド・トーです。(日本語ではなぜかtoeを「トゥ」と発音しているようですが、これはどう考えてもおかしいです。)赤がかった秋っぽい茶色のものを入手しました。
6インチのモック・トーを履いているBigBrotherには、靴が柔らかくなるまで半年もしくはそれ以上かかることを覚悟するように言われました。しかし去年、冬を通して1日おきに履き続け(一度履いたあとは1日乾かしましょう)、少しずつ歩く距離も増やしていきました。とても痛い思いをした冬でしたが、ブーツは柔らかくなり、ある程度の距離を歩いても問題ないまでになりました。痛い思いをした甲斐がありました。
7.「レッド・ウィング」のソックス
ブーツと合わせて、オリーブ色の『ディープ・トー・キャップド・ウール・ブーツ・ソックス』を購入しました。
硬い革を慣らしていく中で自分の足をしっかり守る必要があると感じ、こちらのソックスは底からつま先までの部分はパイル編み(タオルなどに使われる、表面にループを立てた編み方)なので、歩くときに足先を保護する作りになっています。
また、主にウールでできているため汗など水分を吸収し、一日を通して足元を快適に保つサポートをしてくれます。
8.「レッド・ウィング」のレザー・コンディショナー
靴の手入れは、初めは面倒くさい作業でしたが、慣れてくると実に楽しい時間となります。
ビジネスシューズは、ビジネスシューズの方法で手入れをして、「レッドウィング」のようなワークブーツには、そのためのより良い方法があります。
僕は、ワークブーツには月1~2回程度、コンディショニングを行います。始めに少し濡らした布で表面についた土などを拭き取り、ブーツを乾かした後、少し多めのレザー・コンディショナー(みつろう、松脂、ミンクオイルのブレンドされたものです)を塗り、6時間ぐらい経ってから(もしくは一晩おいて)しっかりと拭き取るようにしています。
ミンクオイルと言えは、「キィウイ」が有名ですが、レッドウィングのワークブーツには、レッドウィングのレザー・コンディショナーを使用しています。
茶色がいい感じの濃い色になっていきました。
9.「ゾフ」の茶色のメガネ
外側に目に見える金属製の部品がないメガネがを求め、渋谷のゾフに行ったところ、茶色いウェリントン型のメガネをなんと5,000円で見つけました。(合わせて同じ値段で黒いウェリントン型のものも購入しました。)
ウェリングトン型とは、リムが(場合によって少し丸みのある)台形の形になっていて、上辺が下辺より長いものなのですが、アメリカではこの名前が使われているのは一度もありません。今回の茶色メガネは、言ってみれば「ウェイファーラー・スタイル」をベースに、下辺にもう少し丸みをもたせたもの、と言えばいいのでしょうか。
10.エピローグ
1回目のオン・エアー後、Scarletにチェックされた点は、次の3点でした。
1)ジャケットの裾から出るシャツの長さを短くすること。
2)話をするときは、正面に真っ直ぐに向くこと。
3)日本語の滑舌が悪いので、齋藤孝の『声を出して読みたい日本語』を使って、発声練習をすること。